中国 お茶や菓子の香り付けにも使う食材

中国産 食用キンモクセイから発がん性物質 台湾が全量廃棄

2026/07/01 更新: 2026/07/01

中国産食品への不安が、また広がっている。

中国産のコショウや唐辛子に続き、今度は食用キンモクセイからも、発がん性を懸念する工業用色素「スーダンⅢ」を検出した。

台湾当局は、中国から輸入した約1700キロの食用キンモクセイを全量廃棄したと発表した。

キンモクセイは中国では茶や菓子の香り付けに使われる。今回検出されたスーダンⅢは、本来、油やワックス、靴墨などの着色に使われる工業用色素で、食品への使用を禁止している。さらに、基準を超える農薬も検出した。

台湾ではこれまでにも、中国産のコショウや唐辛子からスーダン色素が見つかっており、キンモクセイでの検出は今回が初めてとなる。

この日、台湾当局はこのほかにも、中国産の冷凍野菜約23トンから基準を超える農薬を検出したと発表した。また、中国製の紙製ふたや使い捨て食器、マフィンカップも、安全性を確認する溶出試験で基準を満たさなかった。

台湾当局によると、中国産の香料用乾燥植物は過去半年で輸入した27件のうち5件が検査不合格だった。不合格率は18.5%に達したことから、今後1年間は対象品を100%検査し、合格したものだけを輸入するという。

香りを楽しむはずの食材から工業用色素が見つかり、食卓で使う容器にも安全性の問題が相次ぐ。一つの商品だけではなく、中国製品全体への信頼が改めて問われている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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