ニューヨークでパレード 中共による法輪功迫害開始から27年  

2026/07/20 更新: 2026/07/20

 7月20日は、中国共産党政権による真・善・忍を教義とする平和的な精神修煉である法輪功への迫害開始から27年となる。

【7月19日 ニューヨーク】ニューヨーク市マンハッタンのチャイナタウン地区で7月19日、法輪功学習者数百人が中国での迫害を広く知ってもらうため、パレードを行い、狭い通りや路地を練り歩いた。

同日は爽やかな晴天で気温は27℃台となり、多くの買い物客や観光客が街に繰り出していた。大きな横断幕を掲げて行進する数百人のパレード参加者を、多くの通行人が足を止めて動画撮影した。

同日午後3時からニュージャージー州のメットライフ・スタジアムでワールドカップ決勝が行われることもあり、サッカーのユニフォームを着たワールドカップファンの姿もパレードの見物人の中に見られた。

27年前、中国共産党(中共)は、真・善・忍を教義とする平和的な精神修煉である法輪功への激しい迫害キャンペーンを開始した。

ニューヨーク市で7月19日、法輪功学習者らが、中国共産党による精神修練である法輪功への27年に及ぶ迫害の終結を訴えるパレードを行なったLarry Dye/The Epoch Times)

 

中国共産党(中共)は中国社会全体を法輪功に敵対させようとし、これを受けて以降、世界各地の学習者らが声を上げてきた。

沿道の店主の多くが店先に出て、穏やかな瞑想的な音楽とともに進むパレードを見守った

パレード参加者のリサ・リウ氏は、行進しながら同時に法輪功の功法(エクササイズ)を実演したグループの一人だ。

自らの出身民族が集まるチャイナタウンで催しを開くことは、自身の信仰を示すとともに、中国共産党政権による悪意あるプロパガンダに対抗する機会になると同氏は語った。

ニューヨーク市で7月19日、法輪功学習者らが、中国共産党による精神修練である法輪功への27年に及ぶ迫害の終結を訴えるパレードを行なった(Larry Dye/The Epoch Times)

パレード参加者のジェイク・ゾッコ氏はインタビューで、リウ氏の発言に呼応する形で「中国政府は世界中の中国人の思想に多大な影響を及ぼしてきた」と述べた。

ゾッコ氏をはじめとする参加者らは、この平和的な修煉が世界各地で受け入れられていること、そして中共の統制や影響下にある国々のみがこの実践を禁じていることを示すために集まったのだと語った。

ゾッコ氏は学習者らは信教の自由を行使しているのであり、それはまさにアメリカ建国の礎となった理念だと述べた。また法輪功の三大教義に触れ「真・善・忍というこの修煉の原則は、世界中のすべての人にとって重要だ」と語った。

「だからこそ、それが迫害されているという事実は、世界全体に影響を及ぼしている」

1999年7月20日、法輪功学習者らは大量検挙され、これが数知れぬ良心の囚人たちが拷問、洗脳、さらには臓器摘出による殺害の対象となるキャンペーンの始まりとなった。

ニューヨーク市で7月19日、法輪功学習者らが、中国共産党による精神修練である法輪功への27年に及ぶ迫害の終結を訴えるパレードを行なった(Larry Dye/The Epoch Times)

中国国内の学習者から直接、迫害の証拠を収集している明慧ネットによると、2026年3月から4月にかけて、法輪功学習者787人が信仰を理由に逮捕または迫害を受けたとの報告があった。

同サイトによると、明慧網は2025年中に中国国内で124人の法輪功学習者が迫害により死亡したとの報告を収集したほか、さらに4803人の学習者が逮捕または迫害を受けたという。

法輪功学習者にとっては、学業から就職、さらには中共の大規模なプロパガンダに起因する家族内での誤解に至るまで、生活のあらゆる側面が影響を受けている。

ニコウ・バニ氏が本稿の取材に協力した。

Eva Fu
エポックタイムズのライター。ニューヨークを拠点に、米国政治、米中関係、信教の自由、人権問題について執筆を行う。
著述家