英空母や海自が沖縄周辺で演習 中国無人機は東シナ海や宮古海峡を飛来 情報収集か
英空母クイーン・エリザベス打撃群は、米海軍、オランダ海軍、日本の海上自衛隊と沖縄の南部で、8月24日に合同演習を行なった。中国軍が拡張するなか、国際連携の力を誇示した。いっぽう、24日から25日にかけて、中国軍機が東シナ海と宮古海峡を飛行させ、多国間訓練に反応を示した。
南シナ海で軍事演習、抗議声明、船の追尾…中国軍の態度はより強硬に=専門家
米国や欧州主要国、豪やインド、日本は今年後半、英空母「クイーンエリザベス」打撃群のアジア派遣に合わせて、合同演習を行う予定だ。アナリストは、これに反発して中国軍が外国艦船の追跡や、南シナ海などで実弾演習を実施すると分析している。
英空母、アジア航路が徐々に明らかに 「イスラム国」打撃作戦にも参加
英海軍の最大空母「クイーン・エリザベス」と米英オランダ艦艇からなる英空母打撃群による、日本寄港の航路の最新ルートがわかった。空母打撃群は東シナ海を北上したのち、津軽海峡を通過。太平洋側を日本の東側に沿って南下して、横須賀港に寄港する。
印太地域の連携強化 自衛隊、5月にフランス陸軍と米海兵隊と九州で離島防衛訓練
岸信夫防衛大臣は4月23日の閣議後の記者会見で、5月11日から17日の日程で、フランス陸軍と米海兵隊と九州で離島防衛訓練を行うことを発表した。3国は自由で開かれたインド太平洋を維持するとの価値観を共有している。これに挑戦する動きを続ける中国を牽制する狙いがある。
仏外相が訪印 インド太平洋地域で足場固め
ジャン=イヴ・ル・ドリアン(Jean-Yves Le Drian)仏外務大臣は4月13日から15日にかけて、インドを公式訪問した。在印フランス大使館によると、今回の訪問の主要な目的は様々な分野において、特にインド太平洋での戦略的な協力を強め、地域防衛フォーラム「Raisina Dialogue」にも参加する予定。
日本と欧州の提携国が「自由で開かれたインド太平洋」を推進
中国船舶が日本領海に繰り返し侵入するという事態を受け、東シナ海と南シナ海の緊張緩和を目的として、日本政府が防衛提携国のフランスと英国に働きかけた。