カンボジアと中国の共同軍事訓練を敢行 中共肺炎リスクを考慮せず
カンボジアの通信社AKPによると、「反テロと人道主義」をテーマにした中国との共同軍事演習は、3月14日から4月1日に行われる。中共ウイルス(新型コロナウイルス)の蔓延のリスクにもかかわらず、共同軍事演習を敢行しようとする背景には、中国にますます接近する専制体制フン・セン政権の国政運営の弱さがあると専門家は指摘している。
中国、カンボジア南部で「リゾート開発」軍事利用の疑念も
カンボジアの南西端では、中国官製企業による大規模な観光都市建設が行われている。しかし、国内でも特に辺境な地域の大規模投資や、長く広い滑走路が増設されていることなどから、中国はリゾート建設ではなく、軍事利用を狙っているのではないかと、米政府や専門家は見ている。