古代中国の神秘的な天文官「欽天監」
古代エジプト人は、太陽とシリウスの位置を観測することによって、ナイル川の増水期を判断していました。古代メソポタミア(現在のイラク)で大規模に建築された建築物は、天体観測を目的としたジッグラト(天文台)でした。中国においては、2000年以上前の戦国時代から星図が応用されていました。中国では古代から清王朝に至るまで、天文現象を観測し、天の意志を予測する部門と人員が絶えずに存在していました。
信義の君主 楚荘王
中国古代の人々は「信と義」を特に重んじていた。混乱期の春秋時代においてもそれは変わりなく、春秋の五覇の一人に数えられる楚国の君主・荘王も、信義に基づいて行動していた。彼の言動は後世、孔子に褒め称えられている。
赤い桑の実と黒い桑の実 親孝行
「孝」は儒家の倫理思想の核心であり、長い間中国社会で家庭関係を維持するための道徳基準であった。それは、中華民族の伝統的な美徳であり、中国伝統文化の精髄でもある。元の郭居敬は、中国古代の孝行が特に優れた24人の故事を集め、「二十四孝」を編集した。後に絵が配され、「二十四孝図」として孝行の道を広めるための通俗読み物となった。
少林寺などの歴史建築群 世界遺産に登録
【大紀元日本8月3日】ブラジルの首都ブラジリアで開かれた第34回国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が、中国河南省・登封にある少林寺などの歴史建築群「天地の中」の世界遺産への登録を認定し