中国、妊婦や胎児のDNA採取で「新枢軸」を主導=英国議員
英国のイアン・ダンカン・スミス下院議員はゲノムにAIを適用することに関して先行しているとして、国際社会が戦略的な対策を講じる必要があると訴えた。
ゲノム解析大手BGI、出生前検査で中国軍と協力 複数の国が調査乗り出す=報道
ロイター通信6日付によると、世界5カ国の医療規制当局は、中国ゲノム解析大手、華大基因(BGI)が開発・販売する非侵襲的出生前i遺伝学的検査(NIPT)の商品「NIFTY」を調査している。7月、BGIは出生前検査を中国軍と共同開発し、同検査で集めたデータを二次利用し、中国当局に提出する恐れがあると報じられた。
独ヘッセン州データ保護当局、出生前診断企業を調査 中国BGIへの出検問題視
ドイツ・ヘッセン州のデータ保護規制当局は14日、医療や遺伝子研究や検査などを行う会社、エルシア(Eluthia GmbH)が中国への出生前診断のデータ転送を停止したと明らかにした。また、規制当局は、同社が中国の遺伝子解析大手BGIグループ(華大集団)が開発した出生前血液診断などを使用していることは、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)に違反したとして調査を進めているとした。