台湾輸出受注、12月は過去最高 供給網に不透明感
[台北 20日 ロイター] - 台湾経済部が20日発表した2021年12月の輸出受注は、予想以上に増加し過去最高となった。ハイテク関連需要が引き続き旺盛だった。 ただ経済部は、供給網を巡る不透明感が見通しに悪影響を及ぼす可能性があると指摘した。 12月の輸出受注は前年比12.1%増の679億ドル。ロイターがまとめた予想中央値8%増を上回った。増加は22カ月連続。 地域別では、米国からの受注が16.
台湾、米会合で半導体や中国の「威圧」を協議
[台北 23日 ロイター] - 台湾経済部(省に相当)の王美花部長(大臣に相当)が23日、米国との経済対話の第2回会合で、半導体不足や中国の経済的な「威圧」への対応について話し合ったことを明らかにした。米国と台湾の経済対話は昨年始まった。 米国のバイデン大統領は先週、中国の習近平国家主席とオンライン方式で会談した。習氏は首脳会談後、米国内の台湾独立支持者は「火遊びをしている」と警告した。 中国は
各国が中国投資を厳格審査、中国の海外企業買収取引は25%減
国際社会は、中国の大規模な投資を利用した詐欺的な活動が他国の安全を脅かす脅威になっていることについてますます認識するようになった。各国はいま、中国資金への監視を強化しており、今年の中国の対外M&A取引は151億米ドルで、前年同期比25%減となっている。