華春瑩報道官、産経新聞記者を質問攻め 中国取材環境レポートを否定
中国に駐在する外国メディアの特派員らからなる組織「FCCC(中国外国特派員クラブ)」は1月末、中国における労働環境の調査レポートを発表し、取材活動の環境は悪化していると報告した。これについて、産経新聞記者が2月1日の中国外交部(外務省)定例会見で取り上げ、「私たちも同じような(取材妨害を)経験している」と主張。取材環境改善を希望すると述べたが、華春瑩・報道官は「産経新聞が問題に直面しているというなら、どうして自省しないのか」と言い返した。
国境なき記者団が年次報告 今年65人の記者死亡
仏パリに本部を置く国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」は19日、今年1年間世界各国の報道状況に関する年度報告書を発表する。これによると、少なくとも65人の記者やメディアスタッフが死亡し、326名の記者が身柄拘束された。
「ニュースは酒の肴にしかならない」挫折する中国ジャーナリストの本音
中国のネットで2月、ジャーナリストの心境を吐露した文章が出回った。作成者は、自称元メディア関係者で匿名の微博ユーザによるもの。中国全体に広がる嘘と欺瞞のなかで生き抜こうとしたジャーナリストたちの本音が、生々しくつづられている。
外国人の問い「中国メディア、どこが一番正しい?」ネットで議論呼ぶ
中国の実業家は最近、外国人から「中国はどのメディアが一番正しいか」という質問を投げかけられたが、いまだに答えられないことを、自身のミニブログ・微博に明かした。この発言は、ネットで話題となり、報道のあり方について、有識者を巻き込んで議論に発展した。
中国駐在の外国人記者、77%が取材妨害を経験=調査報告書
【大紀元日本5月28日】中国に駐在する40カ国以上の外国人記者から成る「駐華外国記者協会(FCCC)」は26日、2015年調査報告書を発表し、中国当局は厳しい取材統制を行い、中国駐在の外国人記者や地元
悪化する外国人記者の取材環境 ドイツ人記者に「スパイの自白強要」
【大紀元日本1月21日】「必ずここに戻ってくる」。香港の民主化デモを報道したため、中国から自主退去した独週刊紙ディー・ツァイト中国支局のアンゲラ・コックリズ記者は独国家放送局ドイチェ・ヴェレのインタビ
「報道の自由が最も暗い時期」 香港記者協会が年報報告
【大紀元日本7月8日】香港記者協会は6日、「陥落の危機に瀕する城」と題する年次報告書を発表し、2013年は香港の報道自由が過去数十年で「最も暗い時期」であるとと訴え、危機感を強めている。米政府系放送局
先月更迭の編集長が襲われる 香港有力紙 「中南海戦いの延長線上」
【大紀元日本2月27日】先月更迭された香港の有力紙「明報」の前編集長・劉進図氏が26日午前、何者かに刃物で襲われて重傷を負った。香港メディアが長年、北京との間で報道の自由をめぐって攻防してきたことや、
世界報道の自由度ランキング、中国は後退しワースト5
【大紀元日本2月14日】国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(本部パリ)」は1月12日、世界180カ国・地域を対象に、報道の自由度ランキングを発表した。中国は175位とワースト5位にランクイン。前年
中立装うも背後に北京 香港メディアの悲哀
明報オーナーの張暁卿氏(左)と更迭された劉進図編集長(右)(大紀元合成)【大紀元日本1月8日】香港の有力紙「明報」は6日、突然、編集長の更迭を発表した。同紙のオーナーは江沢民一派に近いことで知られてい
ロイター記者もビザ拒否 中国、海外メディア弾圧強化 「各国政府毅然たる態度を」
【大紀元日本11月14日】中国当局が、ロイター通信の中国駐在記者として赴任する予定だった米国人のポール・ムーニー記者のビザ発給を拒否したことが波紋を呼んでいる。ムーニー氏は13日、米メディアに対し、中
「国内だけでない」 中国政府、海外メディアへ触手
【大紀元日本10月24日】民主化と自由に取り組む米国のNGOフリーダムハウスは新たな報告書を発表し、中国政府は自国のメディアを厳しく規制しているだけでなく、海外のメディアへも触手を伸ばしている状況を報
拘束記者告発の企業に省高官の影 新快報、再び釈放求める
【大紀元日本10月24日】中国広東省の日刊紙・新快報は23日と24日、2日連続で、公安当局に拘束された記者の釈放を求めた。24日の1面では、前日の「請放人(釈放してください)」につづき、「再請放人(再
米国研究者、中国共産党の投資60億円受け取り拒否「血塗られた金は要らない」(2)
【大紀元日本5月25日】「人の命を犠牲にして得られた資金を、手にすることはできない」とミドルブルック氏は続けた。 ミドルブルック氏が考案してきた工業に係わる発明案は、すでにその多くが商業化されてきた。
<中国人の本音>ミャンマー50年ぶり民間日刊紙発行、中国人は嫉妬と不満
【大紀元日本4月6日】中国はいつ隣国の自由を獲得できるのか-。1日、ミャンマーでは50年ぶりに民間の日刊紙が復活した。いまだ厳しいメディア規制と情報封鎖の中にある中国では、ミャンマーの民主化の動きへの
「転載しないなら解散」 社説転載を拒んだ北京有力紙に宣伝部要員が乗り込む
悲痛な表情をする新京報の社員ら(ミニブログ微博からスクリーンショット)【大紀元日本1月10日】広東省の週刊紙「南方週末」の新年祝辞が当局に改ざんされた問題で、党中央宣伝部は7日、人民日報系の環球時報の
<中国人の本音>中国に検閲制度はない? 外交部発言にユーザー唖然
中国外務省(外交部)の新報道官・華春瑩氏(ネット写真)【大紀元日本1月9日】昨年11月の共産党大会で入れ替わったのは最高指導部チャイナセブンの顔ぶれだけではない。中国の「顔」とも言える外務省の報道官も
2011年、逮捕された記者は34人 「メディア統制もっとも厳しい年」
【大紀元日本1月24日】中国では2011年度中、少なくとも34人の記者が国家政権転覆煽動罪や国家機密漏洩罪で逮捕された。国際NGO人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が22日に発表した「世
ベトナム政府 中国批判ニュースの取下げを命じる
【大紀元日本11月4日】ベトナム政府は、大型ニュースサイトから、中国の外交関連に関するある報道を削除するよう命令を下した。BBCが報じた。 取り下げを命じられた報道は、領海主権争いなどの問題について
「多党制を導入せよ」 反日デモに反政府の声も 元外交官「密約の報道が影響」
【大紀元日本10月26日】中国漁船衝突事件をきっかけに中国各地で反日デモが拡大する中、抗議の矛先が政府に向く動きが出始めた。24日、中国内陸部の甘粛省蘭州市と陝西省宝鶏市で起きたデモで、「腐敗に反対
胡総書記、中国メディアに「和諧社会」路線を要求、情報統制強化を継続
【大紀元日本10月29日】中国70万人の記者を代表する「中国報道従事者協会」理事会がこのほど北京で開催された。中国共産党(中共)幹部より、報道メディアに対する情報統制の強化を継続するとの意向と結論が
真実を報道し始める中国メディア、対応に苦慮する中共政権
【大紀元日本1月9日】「すべてを報道する」と提唱する人気日刊紙「新京報」や、庶民の視点から中国の変革を記録する「百姓」誌が去年12月末、中共政権から厳重に「粛清」されたことが明らかになった。現在、中
国境なき記者団、大紀元時報押収事件でマ政府を再び非難
【大紀元日本7月23日】言論自由のウォッチドッグ組織・「国境なき記者団」は先週、大紀元時報を押収する事件に対し、マレーシア国家安全部に抗議文を提出し、新聞報道の自由を著しく侵害したと強く非難した。
ニューヨーク・タイムズ記者に収監命令、 米報道界騒然
【大紀元日本7月10日】ニューヨーク・タイムズ紙のベテラン記者、ジュディス・ミラー氏(Judith Miller)は彼女が知っている情報源の開示を拒んだため、司法官から法廷侮辱罪で収監命令が下された
中国の資本介入、台湾メディアが報道の自由を失い
【大紀元日本7月8日】台湾人作家で司会者としても有名な汪笨湖氏や、立法委員の王世堅氏、高雄市議員でラジオ司会者も務める鄭新助氏らは7月2日、ヒルトンホテル東京ベイにて共同講演会を開催した。講演会で王
東京:新唐人テレビ5月20日記者会見
謹啓、一党独裁下の中国では、言論・表現の自由における統制のため、民衆は当局を代弁するだけのメディアからのみ、情報を得ることができないのが現状です。そのため検閲済みの情報しか得られない中国の民衆は、常
ニーマン基金、中国政府との協力関係を解消へ
【大紀元日本5月15日】ハーバード大学のニーマン基金は、2008年に北京で開催されるオリンピックで報道の自由をいかに扱うべきかについて、中国の記者にトレーニングを行っているが、先日、この協力関係を解
国境なき記者団:シンガポールに報道の自由はない
【大紀元日本5月7日】「国境なき記者団」は4月28日、米国留学中の陳家豪氏(シンガポール出身)がシンガポール政府からの圧力によって、同氏のブログ(※1)を閉鎖せざるを得なくなったと報道し、政府からの