混迷する米国大統領選と今後の国際社会

米国大統領選の決着がもつれている。誰が大統領になるかはまだ分からないが、一つだけはっきりしたことがある。バイデンが圧勝すると予想していた大手メディアはみな大ウソつきだったことだ。しかし、相変わらず彼らに反省の気配はない。彼らは我々と違い、己の不明を恥じるという思考回路が脳から欠落していると解釈するしかないだろう。
2020/11/08

意外にリベラルな戦前の教科書

実際に戦前の教科書を手にするまで、戦前教育は軍国主義一色だったと私は思っていた。戦争直後、墨塗の教科書が使われたことは有名である。われわれは戦後教育で、戦前の教育は悪いものだったと徹底して教わる。しかし、実際に原典をあたってみると、印象は全く違っていた。
2020/09/16

論理的思考力の育成を阻む現在の文系教育

文系知識人は結論を先に決めるような態度をとることが多いのはなぜか。今の学校教育における文系科目の教え方に原因があるのではないかというのが私の見立てである。
2020/08/26

左翼が目指すのは法治の破壊

「首相の言うことには全て従わないといけないの?」あなたが小学生の子どもから、こう聞かれたらどう答えるか。
2020/06/23

ポストコロナの世界 中国の遠ざけ方

侵略と強制収容所送りというウイグル人と同じ痛手を負う前に、我々は警告を得られたと言えなくもない。これを生かさないのは、自ら進んで収容所に入るようなものである。チャイナ・マネーで腐った政財界へ本気で怒りの声をぶつけるのは今をおいてない。
2020/06/09

新型コロナ第一波を総括する

マスコミが好き勝手偏向報道をできる時代は終わりつつあるのは、非常に喜ばしいことである。そもそも、新型コロナウイルスへの対応は人の命がかかった問題である。その問題について、偏向した情報発信を続けたテレビ局の情報番組の関係者は万死に値する。
2020/05/25

自分勝手な左翼・自集団勝手な右翼

人間は自分勝手か自集団勝手にしかなれない業の深い生き物である。自然の摂理の下で生き続ける限り、その業から逃れることはできない。われわれにできるのは、その業を自覚して謙虚に生きていくことだけである。
2020/05/13

新型コロナ問題を拡大させた左翼と新自由主義の共存共栄

中国共産党には重要な共犯者がいることを忘れてはならない。それは新自由主義を掲げるグローバリストである。
2020/04/28

新型コロナウイルス問題 中国共産党との戦い方

中国共産党は現代における左翼のボスと言えるだろう。それゆえ、その行動パターンも左翼の王道を行っている。最たるものは、加害者であるのに被害者のふりをすることである。そもそも、新型コロナウイルスのパンデミックにおいて、中国政府が加害者であると認識している日本人は果たしてどれだけいるだろうか。
2020/04/14

ちびまる子ちゃんやドラえもんにみる 家庭教育という社会資本

新型コロナウイルス感染が世界規模に拡大している。今のところ、日本は他国に比べると感染を抑制することに成功している。(もちろん、今後どう推移するかは全く分からないので、引き続き厳重な警戒が必要である。)
2020/03/27

「世界に一つだけの花」の後遺症

最近、新型コロナウイルス問題がなければ、もっと大きく報道されたであろう芸能ニュースが二つあった。一つは槇原敬之の逮捕、もう一つは中居正広の事務所独立である。この二つのニュースで思い出されるのが、槇原敬之が作詞・作曲し、SMAPが歌った「世界に一つだけの花」である。
2020/03/01

左翼の天敵は「自然」である

今、中国では新型コロナウイルスが猛威を振るっている。過去約30年の間、中国は経済的にも軍事的にも順調に成長を続けてきた。しかし、今回の疫病による混乱は、中国にとって大きな転換点になる可能性が高い。
2020/02/10

左翼エリートの選民思想(後編)

前回のコラムでは、左翼エリートにとって人権は手段であって目的ではないこと、心の底ではマイノリティや非エリートを見下していることについて述べた。今回は、そうした左翼エリートの欺瞞に対して、米国のマイノリティが逆襲を始めていることを紹介したい。
2019/12/04

左翼エリートの選民思想(前編)

左翼エリートはお金になる人権問題には積極的だが、お金を失うリスクのある人権問題は触らない。つまり、彼らにとって人権は手段であって目的ではないのである。
2019/11/21

プロパガンダに乗せられない人間になるために

前回、左翼中核層の巧みなプロパガンダ戦略は、社会心理学を何十年も先取りしたものだと述べた。では、そうしたプロパガンダ戦略に乗せられない人間になるにはどうすればよいか。
2019/11/06

左翼を論破する方法(後編)

日本の保守派は、しばしば左翼のことを「お花畑」と揶揄する。しかし、正しい政策を論理的に語れば人々に理解してもらえるという保守派の信仰もまた、幻想である。
2019/10/23

左翼を論破する方法(前編)

日本の保守派には、頭の切れる論客らしい論客はあまりいない。しかし、英語圏には左翼を次々論破することで知られる論客が何人かいる。その代表格が、ジョーダン・ピーターソン(Jordan Peterson)とベン・シャピーロ(Ben Shapiro)である。
2019/10/09

ビッグデータが暴く自称リベラルの正体

分析の結果、リベラル派は好色的内容や猟奇的内容の映画を好む傾向が見出せた。実際、それぞれのカテゴリの映画の解説文を機械学習にかけると、リベラル派が好む映画に「殺す」「誘う」「事件」などの表現が偏って多く見られることが分かった。
2019/09/25

日本人が知らない北米左翼の恐ろしさ

ソ連などを例示して共産主義の間違いを指摘すると、未だ本当の共産主義は実現されていないと反論する人がいる。しかし、これまで共産主義を目指した国は数多くあり、その企ては全て失敗した。再度挑戦するなら、過去の失敗の原因を究明して、それを修正する必要がある。ところが、そういう真摯な姿勢の左翼はいない。ソ連や東欧が失敗したら、次はベネズエラを称賛する。ベネズエラが失敗したら、それに触れないようにする。だから失敗を繰り返す。
2019/08/26

なぜ人は共産主義に騙され続けるのか

なぜ人は共産主義に騙され続けるのか。私が共産主義の失敗を予見したのは小学2年生のときである。担任の先生が産休に入り、自習の時間が多くあった。私は与えられた課題に黙々と取り組んでいたが、普通の小学2年生が自習を課せられて、黙って勉強するはずがない。周りの生徒はみんな大騒ぎだったので、隣のクラスの先生が注意に来た。結局、私を含めクラスの生徒全員が罰を受けることになった。
2019/08/20