株価暴落から1年、中国富裕層投資家が減少
昨年6月に発生した中国株式市場での株価暴落から1年が経った。このほど、中国証券登記結算公司が発表した株式投資家の人数統計によると、時価総額10万元(約160万円)以上の株式を持つ人が1年間で276万6000人減り、特に純資産の高い富裕層(ハイネットワース)の個人投資家が激減したという。
中国株暴落、当局は市場介入を一時停止か 「下支え策のコストが高すぎる」
中国・上海株式市場の24日から2日間の15%株価暴落は、中国の景気減速懸念や世界経済の先行き不安を背景に、世界の株式市場の連鎖安を誘発した。中国当局は、これまでの株価暴落局面で、なりふり構わぬ市場介入でさまざまな株価下支え策を打ち出してきたが、意外にも今回の暴落に対して何の対策も取っていない。
海外メディア 中国政府指導者は経済を破壊している
中国株式市場の暴落と人民元の切り下げ、国内経済失速の現状は世界金融市場に激震を与えている。これらの混乱を引き起こしたのは中国政府による誤った政策と経済実状への隠ぺい行為の結果だと非難する専門家がいる。