中国神話の登場人物:四面の顔を持つ黄帝
全ての中国人は黄帝に遡ると言われています。黄帝は、のちに中国となった土地を最初に治めました。紀元前2697年から統治し、黄河の原野に住む民族を1つの政府のもとに統合しました。
中国伝統文化への誘い
古代中国では自国を「天朝」と呼びました。東アジアの中央の王国という意味だけではなく、より奥深い意味があります。
【動画】毎週一字(1):真
漢字の「真」は、上部の「十」と、真中の「目」という文字から成る。「十」は、仏教でいうところの「十方世界(宇宙には十次元、またはそれ以上の異なる次元が存在するという考え方)」を意味し、その下に「目」があることから、全ての次元を見通す「佛の目」を表す。
漢字の創造者 蒼頡(そうけつ)の物語
黄帝(こうてい)が治世した時(紀元前2500年ごろ)蒼頡(そうけつ)という史官がいた。彼は、古代から伝わる縄を結んで事を記述する方法で、史実を記した。