流行語で読み取る激変の中国(64)
【大紀元日本12月15日】2010年もいよいよ残すところ後わずか。今年、中国は上海万博や広州アジア競技大会を開催し、大国ぶりをアピールする一方、さまざまな問題を抱えつつ激変した。特に、人間関係や価値
流行語で読み取る激変の中国(63)
【大紀元日本12月8日】知識重視の詰め込み教育が一般的な中国では、子供たちはたいてい小学生の時から宿題や試験に追われ、毎日遊ぶ時間も寝る時間も少ない。重圧に耐えられず、保護者や学校と対立して問題を起
流行語で読み取る激変の中国(62)
【大紀元日本12月1日】一人っ子政策の影響で、超高齢化社会を迎えようとする中国。年金保険、医療保険、社会福祉などの問題が山積し、老人たちは敬われるどころか厄介者扱いされている。今回は、老人たちの辛い
流行語で読み取る激変の中国(61)
【大紀元日本11月24日】道教によると、現在は「陰陽反背、陰盛陽衰」(陰と陽は逆さまになり、陰が盛んとなり、陽が衰える)の時代。陰の性質を持つ女性が強くなり、陽の性質を持つ男性が家庭でも社会でも押さ
流行語で読み取る激変の中国(59)
【大紀元日本11月10日】「後会有期」(その内にまた会おう)は、もっとも頻繁に交わされる別れのあいさつのひとつ。4年間一緒に勉強し、卒業していく大学生たちが、卒業パーティーや送別会などで使う決まり文
流行語で読み取る激変の中国(58)
【大紀元日本11月3日】どこにでも偽物が転がっている中国では、嘘が満ち溢れている。社会が変化するにつれて嘘も巧妙化し、その真偽を判断することが難しくなっている。 その中でも明らかな嘘が、今回紹介する
流行語で読み取る激変の中国(57)
【大紀元日本10月27日】中国では、世代のことを「~後」と呼ぶ。特に、一人っ子世代の象徴として代表される「80後」(バーリンホウ、80年代生まれ)や「90後」(ジュウリンホウ、90年代生まれ)などが
流行語で読み取る激変の中国(56)
【大紀元日本10月20日】やっていることは同じなのに、身分によってその表現が全く違うのが中国。この不思議な現象を作りだし、率先して行っているのが公務員たちである。今回は、公務員たちから始まった流行語
流行語で読み取る激変の中国(55)
【大紀元日本10月13日】特権階級と言われる中国の公務員。しかし、それにいい気になっていると、ライバルに足をすくわれたり、上司に叩かれたりすることもある。たいした官職を持たない公務員たちは、なるべく
流行語で読み取る激変の中国(54)
【大紀元日本10月6日】官僚本位の価値観が普遍的な中国で、誰もが憧れる職業のひとつが公務員。中国の公務員の人数は人口比で世界最多だが、この職務を全うすることはそれほど容易なことではない。なぜなら、仕
流行語で読み取る激変の中国(53)
【大紀元日本9月29日】前々回に引き続き、今回も中国の伝統的な言葉「三つの宝物」が使われた順口流を紹介する。 中秋の名月(旧暦の8月15日で、今年は9月22日)は、家族や親戚との団欒を楽しみ、友人に
流行語で読み取る激変の中国(52)
【大紀元日本9月22日】改革開放と共に、いまや巨大な経済市場となった中国。それに伴って、世界からは中国の国際化が求められており、中国では「与国際接軌」(国際スタンダードに合わせる)というスローガンが
流行語で読み取る激変の中国(51)
【大紀元日本9月8日】「○○有三宝:~」というのは、中国の伝統的な順口流のパターンの一つ。たとえば、「東北有三宝:人参、貂皮、鳥拉草」(東北地方には三つの宝物がある。朝鮮人参、貂の毛皮、鳥拉の草 (
流行語で読み取る激変の中国(46)
【大紀元日本8月4日】中国の最大の問題は、一党独裁であること。その体制を支えているのは共産党の官僚だが、中には様々な策を弄し、私利を図る者も多い。 従って、民衆の関心事はもっぱら官僚の腐敗。流行語も
流行語で読み取る激変の中国(45)
【大紀元日本7月28日】胡錦濤主席が提唱する「調和社会(和諧社会)」。このスローガンが打ち出された当初、民衆は理想的な社会の到来を期待し、歓喜した。しかし、その理想を実現しようとすると、民衆はさまざ
流行語で読み取る激変の中国(44)
【大紀元日本7月21日】中国には、「官話」という言葉がある。官話とは「管理」「重視」など、見栄えはいいが、中身が伴っていない言葉を指す。最近の代表的な官話のひとつに、胡錦濤主席が打ち出した「和諧(わ
流行語で読み取る激変の中国(43)
【大紀元日本7月14日】中国・北京で毎年春に開かれる「両会」(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)。政府の報告が審議され、関連の法案が可決されるほか、両会参加者へのインタビューが定番になっている
流行語で読み取る激変の中国(42)
【大紀元日本7月7日】改革・開放政策が実施され、めざましい経済成長を遂げた中国。貧困からの脱却が、中国人たちにとっての最大の夢だ。 「娼妓ならば笑われないが、貧乏であれば笑われる」という言葉がある。
流行語で読み取る激変の中国(41)
【大紀元日本6月30日】_deng_小平は、「一部の人を先に豊かにさせる」というスローガンのもと、中国の改革・開放を推し進めた。その後、権力を握る高官の子弟が第一陣の富豪となり、今では1%の家庭が中
流行語で読み取る激変の中国(40)
【大紀元日本6月23日】中国の伝統文化には、宇宙の中の万物はいずれも陰と陽から構成されるという思想がある。そのため、あらゆるものは陰または陽の属性を帯びており、それぞれの特徴を呈しているのである。天
流行語で読み取る激変の中国(39) – CCTVニュース番組から大発見 –
【大紀元日本6月9日】CCTVは中国中央テレビ局の略称である。「中国共産党の喉」と位置付けられているCCTVは、もはや嘘つきの代名詞となっている。流行語「人間としてCCTVになりすぎてはいけない」も
流行語で読み取る激変の中国(38)
【大紀元日本6月2日】格差は、今の中国が抱えている最も深刻な問題の一つである。 たとえば、国営企業の高級管理職の給料は最低賃金の約100倍で(世界平均5倍)、業種間の賃金差が3000%(世界平均70
流行語で読み取る激変の中国(37)
【大紀元日本5月26日】 1982年に人気を博した映画の中に、「人到中年」(人、中年に至るや)がある。家庭と仕事の重荷を背負う中年層の辛さと愛情を克明に描いたものとして高く評価され、とりわけ中年層から
流行語で読み取る激変の中国(36)―人間としての難題―
【大紀元日本5月19日】中国の現代史は、その内容により前半30年間と後半30年間に二分することができる。前の30年間は、革命運動が相次いでいたが、国民たちは収入や待遇などにおいてわりと平等な時代であ
流行語で読み取る激変の中国(35)
【大紀元日本5月11日】前回掲載した「公務員スケッチ」は、公務員の仕事ぶりについて一般市民の視点から描写したものであったが、今回の「再び公務員スケッチ」は、下級公務員の立場から公務員である自分たち自
流行語で読み取る激変の中国(34)
【大紀元日本5月5日】千人あたりの公務員数がきわめて高く、世界最多の公務員を抱えている中国。その公務員たちは、「人民の公僕」と自称し、その仕事は「人民のために奉仕する」とされている。しかし、言うこと
流行語で読み取る激変の中国(33)
【大紀元日本4月28日】中国では、「組織」と言われれば、個人としては対抗や交渉は一切許されず、無条件にその命令にしたがうしかない。ところで、その組織とは一体どんなものであろうか。今回の流行語は容赦な
流行語で読み取る激変の中国(32)
【大紀元日本4月21日】現代中国語の中で、最とは「最も~」「最~」という極限・極端の意を表す副詞である。中国の官界ではさまざまな最たるものがあるが、次の流行語「官界の最」は「官界の常識」、かつ「最た
流行語で読み取る激変の中国(31)
【大紀元日本4月14日】中国の官僚たちは一日、どんなことをしているのか、あるいは中国の国民たちは官僚たちの一日をどのように見ているのか。次の順口流「官場日志」は、このような疑問に答えた。 動詞「打」
流行語で読み取る激変の中国(30)
【大紀元日本4月7日】対聯(ついれん=対になっている掛け軸)も詩や駢儷文(べんれいぶん)と同じように、字音の平仄や字義の虚実を考えて対句を作るのである。対聯は、正月の間に入口に張るものとして書かれる