中国選手団元医療責任者、国家ぐるみのドーピングを告発 IOCに証拠提出へ
1990年代からスポーツ大国に躍進した中国には、かねてからドーピング疑惑が付きまとっている。ドイツに政治亡命した中国選手団の元医療責任者の薛蔭嫻氏(79)がこのほど、国家ぐるみのドーピング不正を示す証拠を国際オリンピック委員会に提出する意向を示した。
栄光の記録にドーピング疑惑 中国陸上馬軍団
90年代に圧倒的な強さで陸上女子中長距離界を席巻した中国の陸上女子チーム「馬軍団」。最近になってチームの元選手らの告発によりドーピング疑惑が高まり、国際陸上競技連盟(国際陸連)が事実関係の調査に乗り出している。