中国でネット金融P2P業者が相次ぎ倒産 7月にすでに131社
中国では、インターネット上で中小企業や個人である借り手と一般投資家を仲介する融通事業、「P2P(ピア・ツー・ピア)金融」プラットフォームが倒産や閉鎖が相次いでいる。投資家の間では、資金回収ができないとして不安が広がっている。深セン市では23日抗議デモが起きた。
中国オンライン金融業者違法事件頻発 公安当局社会不安を警戒
中国国内オンライン金融(P2P)大手「e租宝」(eZubo)をはじめとする違法な資金集めや詐欺事件が相次いで発生しているため、中国共産党指導部は社会的不安につながり、政権を脅かす一因となることを警戒している。2月15日付香港紙「南華早報」が報じた。
中国オンライン金融97社倒産 約100万人の投資家が被害
不正や詐欺行為が横行する中国国内オンライン金融(P2P、ピアツーピア)業界では1月1日~25日までに、約97社が相次いで倒産した。会社の元本と利息の償還不能や、経営者の行方不明、違法行為などの疑いで当局に取り調べを受けていることなどが原因だという。2月1日付「中国網」が伝えた。