北朝鮮とベトナムで鳥インフルエンザ発見、病毒性の高い新型鳥インフルエンザに変貌する可

2005/04/09 更新: 2005/04/09

【大紀元4月7日】(中広新聞報道)「ベトナム及び北朝鮮では二種類の鳥インフルエンザが発見された。それが合流されることで、伝染力の強い、病毒性の高い新型の鳥インフルエンザになる可能性がある」と世界保健機関(WHO)は警告した。

報道によると、先日北朝鮮で発見された鳥インフルエンザは、周知の“H5N1”型ではなく、“H7”型であるとされる。目下の北朝鮮ではまだ何の感染報告も出されていないが、“H7”型の病毒が“H5N1”型の病毒と融合されることで、新たな感染力の強い、病毒性の高い鳥インフルエンザが形成される可能性も十分にある、とWHOは警鐘を鳴らした。

“H7”型の病毒と“H5N1”型の病毒は家畜から人に伝染されるが、ただ“H7”型の病毒だけは人から人に伝染される危険性を持つ。もしこの二つの病毒が融合されれば、全世界に広がる鳥インフルエンザの蔓延になりかねない、と研究者は強調した。