国際司法正義協会(NGO)、ハンスト・リレーへの参加を呼びかけ

2006/03/10 更新: 2006/03/10

【大紀元日本3月10日】高智晟弁護士が発起人であるハンスト・リレーの呼びかけを受け、全世界の人権弁護士らにより米国ニューヨークを拠点に結成された国際司法正義協会(NGO)がこのほど中国の基本的人権の擁護、中国共産党(中共)による政治的迫害停止をスローガンに、ハンスト・リレーへの参加を呼びかけている。

呼びかけ声明文は次のとおり。

国際司法正義協会(NGO)

INTERNATIONAL ADVOCATES FOR JUSTICE

95-60 Queens Boulevard, Unit 127

Rego Park, NY 11374, USA

全世界の尊敬すべき法曹関係者各位:

我々は、世界各地の法曹が集まって結成した人権団体です。

我々は、中国共産党の独裁支配下に置かれている十三億の中国国民の基本的人権が五十数年にわたって無視され、侵害されていることを憂慮しております。

我々は、高智晟弁護士に賛同する中国の方々が、中国共産党による専制支配のただ中にありながら、司法の正義と法治の精神を終始一貫主張しておられることをうれしく思い、感動しております。

我々は、高弁護士を初めとする人権弁護士及び彼らの家族が、単に国民の基本的人権の擁護を主張し、その保護を求めるという行為のみを理由として、中国共産党による迫害を受けまたは生命、身体に対する危害の脅威にさらされていることを悲しく思い、懸念を表明せざるを得ません。

我々は、中国において高弁護士と連帯した弁護士たちによって提起され、波及している「人権擁護」の行動を充分に理解しており、その更なる広がりを支持しています。

我々は、貴殿を含む全世界の法曹関係者の力強い正義への声援により、最終的に更に多くの人々が基本的人権の擁護を重視し、孤立している中国法曹界及び中国国民の多くが励まされ、鼓舞され、そして基本的人権擁護に立ち上がれば、中国共産党が八十年にわたって行ってきた中国国民の基本的人権を剥奪する無数の惨劇を、中国の地で理性的に終わらせることができると固く信じております

我々は、貴殿が高智晟弁護士を初めとする法曹による人権擁護ハンスト・リレーに関する報道(http://www.epochtimes.jp/jp/spcl_fphjs.html)に注目するよう、この活動を幅広く伝えて下さるよう、そして我々が提案する世界の法曹関係者の「迫害に反対する人権擁護ハンスト・リレー」への参加キャンペーンに加わって下さるようお願い致します。

貴殿が一日ないし二十四時間のハンストを行った場合、ハンストの期日、時間、そして法曹関係者としてこの活動を応援するに至った経緯を含む「迫害に反対する人権擁護ハンスト・リレー」の感想を書いていただき、次のメールアドレス(hungerstrikeforcivilrightsjp@gmail.com)にご送付くださるようお願い致します。(貴殿の職業[弁護士、裁判官、議員、教授、法律関係の公務員、法学部の学生など]及びこの感想の発表にご同意していただけるか否かの意思表示を明記するようにお願いします)。

我々は、貴殿の正義の行為に対し心より敬意を表します。

貴殿が永久に基本的人権を享受することができるようお祈りします。国境なき基本的人権を永遠に守りましょう。

以上。

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