【大紀元日本4月15日】明慧ネット(法輪功関係サイト)が4月6日、緊急通告を発し、「蘇家屯などの地下収容所に監禁されている法輪功学習者らは既に密かに移転され、随時殺戮されている。大陸の病院施設の中には突然、臓器移植を大量に始めたところもあり、証人となる学習者らを隠滅するために大殺戮が始まっている」ことを明らかにした。ラジオ「希望の声」の記者が各大手病院の移植センターへ電話で事情聴取したところ、4月末までに大量の臓器移植用の生体臓器が供給され、医師らは24時間体制で移植手術を行っていることが明らかになった。
記者は湖北、上海、遼寧、北京、陜西などの移植センターへ電話をかけ事情を聞くと、医師らは「(臓器移植手術の)この機会を逃すな」と話していたという。
医師:「4月、又は4月末に供給源が多くなるはずだが、今少しずつ貯めていてかなりの数になっている。この機会を逃すな、分かった?時期を過ぎると少なくなると思う。4月末から5月までの期間は何もできない、材料がないから。材料のある時に手術を行わなかったら、材料がない時にはどうしょうもない」
医師:「5月1日前、今週と来週いっぱい。5月1日を過ぎると少なくなるだろう」
医師:「こちらに来るとしたら、‥‥‥5月前に来たほうがよい」
生体の年齢について聞くと、ある医師は、20代から30代、健康で、生体から肝臓と腎臓を提供することが可能で、肝臓は丸まる一つが供給でき、血液型が分かれば今すぐ提供することも可能だと強調した。
医師:「普通は20代から30代、健康的で、とても新鮮だ」
記者:「肝臓は全部(摘出)か」
医師:「全部だ」
記者:「20代から30代までの健康的な供給源もあるか」
医師:「ある!」
医師:「AB型のもあるはず、まもなく出てくるかも。」
記者:「生きている人間の腎臓はあるのか?」
医師:「肝臓もある」
記者:「生きている人間の肝臓もあるのか!?」
医師:「ある、あるよ!」
記者:「20代から30代のとても健康的な人の内臓があると聞いたが…」
医師:「そうだ」
記者:「人間の体から取ったものか?」
医師:「そう、そう」
記者:「ある労働教養所が法輪功学習者を拘禁し、それで‥‥‥かれらの生きている人体から臓器を摘出しているだが‥‥」
医師:「ふ‥‥‥そうだね!」
現在待機中の患者が急増し、各大手病院では大量な移植手術をこなすため医師らは24時間体制で執刀しているという。
医師:「30人の患者が既に待機中。」
記者:「残業して移植手術を行っているのか」
医師:「そう。我々は何組もいるよ!24時間ね!4組の人がやれる」
記者:「移植の量は多いのか。最近、多くなったのか?」
医師:「え‥‥そうなるよね。」
2000年末から移植手術を始め、毎年百件から二百件の手術を行っていると、各病院が証言しているという。
医師:「2000年末からだろう…病院は既に5年余りにわたりこの移植手術を行っている」
中国官製の統計によると、1991年から1998年の8年間に、全国の肝臓移植例はわずか78例であったが、法輪功の弾圧が始まった1999年から、肝臓移植手術件数は倍増しており、世界一になっている。1999年、2000年、2001年にはそれぞれ118件、254件、486件で、2001年までの累計は996件となっていた。2003年には、肝臓移植は一気に3000例にも上った。以上のデータから、1999年以降、中国の臓器供給が急増しているのがわかる。
肝臓移植を例にして説明しているのは、肝臓は摘出から移植までの保存期間として24時間が限界であり、中国の移植例は生体部分肝移植ではなく、全部移植するもので、その場合、肝臓供給者は生存できない。つまり、脳死状態(人工呼吸器で生存可能な状態)の供給者が多くいることになるが、いくら人口が多い中国とはいえ、通常では脳死状態の適合する供給者を短時日に簡単に探し出すことはできないであろう。数千人から数万人が迫害で監禁されていると言われる法輪功学習者が供給源となっていることはほぼ間違いないと思われ、執刀にあたる医師らからも証言されているという。
病院:「供給源は国家が管理しているので、どう言ったらいいだろうか、‥‥‥医師しか分からないでだろう」
瀋陽蘇家屯収容所の事件が暴露されてから、「法輪功迫害追跡調査国際組織」は中国全域で緊急調査を行った。追跡調査国際組織の調査によると、中国では少なくとも8つの省が法輪功学習者を生体臓器の供給源にしていることが分かった。河南、山東、上海、廣州、北京、天津、遼寧、湖北などの地域の医療機関関係者または直接移植手術に参与している医師らは、法輪功学習者の臓器を提供することができると調査員に明らかにした。
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