新唐人・全世界華人新年祝賀祭:芸術の都パリで公演、満員御礼で高い評価

2007/02/28 更新: 2007/02/28

【大紀元日本2月28日】「全世界華人新年祝賀祭」(主催・新唐人テレビ)が24日、仏首都パリの「パレ・デ・コングレ」で上演され、2回の公演とも満員御礼の中、演出の素晴らしさに涙するほどに感動した観客は惜しみない拍手を送った。

世界芸術文化の都と言われるパリは、人類文明の中でもっとも輝かしい芸術作品を保存しているルーヴル美術館などの多くの美術館や劇場がある。それ故、パリの人々は芸術文化に対して、鋭い鑑賞力と深い情熱をもっている。欧州議会のハンス・ガート・ポエテリン(Hans-Gert Poettering)議長を含む十数人の仏国会議員は、公演の前夜に祝賀祭へ祝辞を送り、祝賀祭の成功を祝福し、新唐人テレビ局を通じて新年の挨拶を行った。

神韻芸術団の大型舞踊、一流声楽家の歌唱、深い内容と多彩なコスチューム、精緻な天幕と素晴らしい音楽が西洋と東洋の観客を人類の正統な文化、つまり神から伝授された文化の境地へと誘い、人々の心の中で共鳴を生じさせた。

仏オー=ラン県パトリシア・シリナゲル国会議員は祝賀祭を絶賛し「明るくて鮮やかな色彩で美しかった。すべての演目は良かったし、中国の歴史に対してさらに理解を深めることができた。音楽、解説、演出者、すべてが素晴らしい。中国の伝統価値を再認識し、その悠久の歴史はもっとも重要だ」と語った(大紀元)

*中華文化の神髄

世界的に有名な公演がよく行われる首都パリ「パレ・デ・コングレ」で、2月24日の2回の祝賀祭は共に満員御礼だった。7千以上の観客は演出終了後も観客の拍手は長い間、止まなかった。(AFP通信社)

仏ミリオン・アクセサリー社の周台寶社長夫妻は公演を鑑賞し、「法輪功の真・善・忍は中華文化そのものだ。真は偽りがなく、真実を追究する。善は、個人の道徳修養のみに専念するのではなく、すべての人、物事に対して善の心で対処する。忍は一時を忍び、正道に合えば、千年もの長い時を取得できる」と興奮して語った。周氏は出演したアーティストたちには多くの人材がおり、それぞれプロフェショナルである。唐の時代は中華の全盛期であり、コスチュームも素晴らしい」と絶賛した。

フィンランドから来た孫洪さんは母親と息子の一家三世代で公演を鑑賞した。孫さんは「新唐人祝賀祭は素晴らしいと聞いていたが、ここまで壮観で素晴らしいものとは思わなかった。中国ではこれと同じ正統な文化芸術の演出は見ることはで

フィンランドから公演を観に来た孫洪さん(右1)と家族ら (大紀元・王莉莉)

きない」と語った。

*中華文化復興のパイオニア

前仏国際放送局中国語主任で、ベテラン報道関係者・呉バォ璋氏は「非常に純正かつ格調高い演出で、強い震撼力と感銘があふれる舞台芸術である。主題の取りあげ方、演出のアレンジから、音声・照明の運用、ユーモアのある司会は、すべてが最高の域に達している。実は、自分は会場の入り口で3回も見知らぬ人に呼び止められ、余ったチケットはないかと聞かれたのだ」と賞賛した。

前仏国際放送局中国語主任で、ベテラン報道関係者・呉バォ璋氏(大紀元)

呉氏は、「私は新唐人テレビ局および法輪功学習者たちに衷心からの感謝を申し上げ、祝福する。彼らはすでに、21世紀における中華文化の復興のパイオニアになったのだ。彼たちは毎年繰り返して、中華文化を発揚するために根本から改める努力は、永遠に人々のこころに残るのであろう」と語った。

祝賀祭は中国共産党文化の影響を受けない正真正銘の中華正統文化の演出であり、先日のニューヨーク公演は米国社会で大反響を呼び、今回はフランスで大成功を収めた。多くの報道メディアの社長ら、アーティスト、芸能関係者が来場し、全員がステージの雄大さと深い内包に感動したという。呉氏は「フランス人と芸術の都パリは、絶対的な芸術の鑑賞力を持っている」と語った。

*心の声を伝える

駐フランスの呂慶龍・台湾大使は、祝賀祭は文化・芸術および平和という形式で、人々に対して心の声を伝えており、大成功の公演だったと

駐フランスの呂慶龍・台湾大使

高く評価した。

*大いなる希望、心の浄化

多くの女性は踊りの軽快なステップ、楽しい表情、美しい服飾、それぞれが心の中の喜びを本当に表していることを賞賛した。また、女性観客のテレスさんは、自分もアルト歌手であることから、演目の中のアルトが特に気に入ったが、二胡(中国の2本弦楽器)の音楽にも感動したという。

アルト歌手であるテレスさんは二胡の音楽に感動した(大紀元・王莉莉)

欧州テレビ局放送設備供給会社のヤック・ロコ総裁は祝賀祭終了後に記者に対し「今回の演出は、素晴らしいものがあまりにも多く見切れないほどだ。舞踊、歌唱および色彩が希望に満ちている」と語った。

欧州テレビ局放送設備供給会社のヤック・ロコ総裁

ロコ総裁は、祝賀祭は歴史を回顧し、大いなる希望を伝えたことで、会場から出てきた自分が浄化された感じがしたという。ロコ総裁は「もっとも私が感動したのは、抑圧された人々でも、その心の中に希望が満ちていることだ。平和と愛の背後に、迫害が続いていることと感じているにも関わらず、人々は黙っている。何故なら、我々はこれまでに中国について言及する時に、ほとんどが中国の経済しか言わないからだ。今回の公演で人々に希望を与えたことは素晴らしいことだ」との見解を述べた。

「全世界華人新年祝賀祭」はこの後、2月27日、28日にドイツのベルリン国際会議センターで巡回公演を行う。

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