中国の上海市は、タクシーのマナー向上の一環として、乗務中ドライバーのあくびや間食の禁止に踏み切った。24日付の新京報が伝えた。同市はことし1月、タクシーに唾吐き用の袋を装備するよう要請していた。
ただ、記事はあくびや間食をした運転手がどのような罰則を受けるかについては触れず、規則の厳格な実施は難しいだろうというタクシー会社幹部のコメントを載せている。
その一例として、中国のタクシー運転手に対してはすでに乗務中の喫煙を禁じる規則が設けられているが、監視は甘いのが実情。
記事はまた、比較的低賃金で時には24時間勤務を強いられる運転手たちへの「あくび禁止」の規則は厳しいという複数の上海市民の声を掲載している。
[北京 24日 ロイター]
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