【大紀元日本12月17日】12月9日、韓国民衆300数人が韓国忠清南道天安市に集まり、「九評共産党(共産党についての九つの論評、以下九評)」発行三周年と2900万人の中国人が中国共産党から脱退したことを記念する集会とパレードを行った。集会の直前に、朝鮮族老人から電話があった、この老人は韓国に来たばかりで、元軍人。電話の中で、正々堂々と本名で脱党したい意思を表した。自らの勇気で人々に目を覚まさせ、中国共産党の嘘偽りを見破れるようになってほしいという。
「九評」は真実
老人は中国国内にいた時に「九評」を読んだが、その時はまだ少し疑いがあった。その後、北京で高官を務めている元戦友たちのところを尋ねた。意外にも「九評」を皆も読んでいた。一緒にこの本を3ヶ月かけて研究、分析した結果、この本は真実を語っているという結論に至った。
還暦の歳になった老人は軍人時代の話を記者に述べた、老人はかつて「珍宝島戦役」や「ベトナム反撃戦」に参戦した。中国共産党のために長年に命をかけた元老級軍人だった。1989年「天安門事件」の時は、ちょうど北京にいた。中国共産党が愛国学生を殺戮する場面を目撃した。当時北京に駐在した解放軍の軍長は当時の統治者・_deng_小平の虐殺命令に従わなかった。その後、_deng_小平は地方兵隊を移動して、学生を鎮圧した。
老人の話によると、祖父も父親も韓国生まれ、外国で生まれというだけで、父親は「文化大革命」の時に無残に迫害されてこの世を去った。父親の死に対して、未だに心の痛みが残っているという。
老人は「中国共産党は毛沢東時代から今なお、血まみれの鎮圧を行っている。特に江沢民は法輪功に対しては「生きたまま臓器を摘出」なんて、ひどい、残忍すぎる」と語った。
現在2900万の中国人は中国共産党を脱退したことに関して、「中国は民主に向かうべきだ」と賛同を示した。老人は、適切な時間を選んで、公の場で、正々堂々として本名で脱党を宣言したいと言った、歳を取ったから、何を失っても怖くない。公の場で脱党を宣言することによって、多くの人を中国共産党の嘘偽りから救いたいと老人の意志は固い。
「九評」発表三周年、本名で脱党する在韓華人が続出
2900万の中国人が中国共産党を脱退する集会で、韓国脱党サービスセンターの高代表は記者に現状を教えた。統計によると、韓国での脱党する人数は月ごとに増え続けており、11月に脱党を表明した人の半分近くは本名を使ったという。
天安市で脱党イベントを行うのは初めてのため、道行く人々は足を止めてデモ行進に注目した。
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