【大紀元日本5月20日】2008年5月17日「重慶時報」などのメディアによると、重慶の梁平県政府は四川大地震により倒壊して廃墟となった梁平小学校校舎を爆破し、解体することを決定したという。県政府は廃墟となった校舎を解体後、直ちに同じ場所に新しい校舎を建築するという。ネット上では、この決定はまさに、中央政府関係部門が現場検証をする前に、急いでおから工事を隠蔽しようとするものと非難が集中している。
ネット上の告発は、次の通り。
われわれはここで各方面の正義たる有識者へ、梁平県当局の許しがたい行為を阻止するよう呼びかける。
もっとも注意すべき点とは、重慶・梁平県および汶川県の直線距離は400キロメートル離れていて、5月12日午後、地震発生したときに、梁兵県では少し揺れを感じる程度にもかかわらず、梁平文化小学校および礼譲小学校は一瞬にして倒壊し、百人以上の死傷者をもたらした。しかし、小学校とは対照的に、学校付近の多くの建物は毀損も何もなかった。この事実から、梁平小学校および礼譲小学校の校舎が悪質なおから工事であることは疑いをさしはさむ余地がなく、背後には必ず権力を利用し、官民結託の腐敗黒幕が存在している。
われわれは、梁平県校舎倒壊によって死亡した小学生たちを慰めるためにも、中央政府関係部門が直ちに、事実に基づいた真実の求めに説明をしてくれると信じている。
(翻訳・余靜、編集・藤川)
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