【大紀元日本9月13日】先週、中国衛生部の責任者は、インフルエンザH1N1に関する記者会見の席で、感染は中国本土の都市部から農村部へ広がっており、今年の秋から冬にかけて、感染者は数千万人に上る見込みで、重症と死者が出ることは避けられない状況だと発表した。
中国国内メディアの報道によると、衛生部衛生緊急事務室の梁万年・副主任は記者会見で、先週までの時点で、全国31省すべてに感染例が報告されており、その数はおよそ7000人という。8月24日から9月10日までに報告された感染者数は3696人に昇った。ワクチンの調査結果からみると、中国の大多数の人口が感染対象となる。
中国で感染病研究を専門とする曾光氏によると、現在、インフルはすでに都市部から農村部へ拡散しており、感染スピードは、以前の10倍以上になっている。農村部は資源不足に悩まされており、感染予防の実績もないため、今後の状況はかなり厳しいと見られる。
(翻訳・編集 趙MJ)
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