【大紀元日本11月15日】中国衛生部は、新型インフルエンザ・ワクチンを接種した2人が死亡、15人に強い副作用が現れたと発表した。13日、国営通信「新華社」が報道した。報道によると、死亡者のうち1人は心臓が原因の突然死とみられ、もう一人についても調査が進んでいる。
衛生部は死亡事故があった地区を明らかにしていないが、ネット上の書き込みによれば、それぞれ湖南省と天津市で発生したとみられている。
一方、これまでに1200人あまりに発熱などの異常反応がみられ、アレルギー性ショックやアレルギー性喉頭水腫など重症化したケースは15例あった。
中国ではこれまでに、1千万人あまりの人がワクチンを接種した。来年末までには1・5億人が接種を予定している。衛生部は、ワクチンの安全性を強調する一方、膨大な数の接種を行えば、異常反応を起こすケースは避けられないとしている。
(翻訳編集・東山)
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