【大紀元日本2月15日】中国当局や人民軍による抑圧に対して抗議のため焼身自殺する僧が後をたたないチベット自治区だが、最近、同言語のいくつかの人気サイトも閉鎖された。
チベット語の人気ポータルサイトAmdoTibet.cnは、次の通知を残して運営するブログサービスが全面閉鎖された。「幾人かのブログユーザーが同サイトの到達するべきものに従わない表現を行ったため、一時的に閉鎖した。ブログユーザーには理解を求める」
他にも人気ブログサイトSangdhor.comも閉鎖された。このブログは2011年10月、チベットで起きた自殺者を弔う詩「哀悼」を大々的に発表した。しかしこの詩はすぐさまオンライン上から消滅する。
この英訳を元にした詩の一部内容は次のようなものだった。
生きることへの悲しみは死より辛い
耐え難い悲しみは 貴方のすべてを赤い骨に変えた
その口は炎で震えた その手は炎に突き刺された
炎は胸で燃え 火の数珠は地に散った
最後に、同じく閉鎖された人気ブログRangdrol.netも2011年10月、焼身自殺した者への詩「いばら道の炎の真実」を発表した。これもすぐさま閲覧できなくなった。
残された同ブログには「サイトはオフライン」と記されており、閉鎖は運営者の本位ではないことを示唆しているようだ。またページ上部にはチベット語で「我々は命のために嘆き、そして泣く」と書かれている。
(この記事は、Global Voicesの記事を翻訳編集したものです。
元記事リンクはこちら。
http://advocacy.globalvoicesonline.org/2012/02/03/china-several-tibetan-language-blog-sites-shut-down/
(文・Dechen Pemba by Global Voice/翻訳編集・佐渡 道世)
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