中国版世界富豪番付「2016胡潤世界富豪榜」にランクインされた568名の中国人富豪のうちの107名が両会に出席した。107名の富豪のうち、第12次全国人民代表を務める富豪が57人、第12次全国政治協商委員が50人となっている。7日付国内経済金融サイト「財新網」が伝えた。民間調査機関の胡潤研究院の統計によると、107人の富豪とその家族の総資産は3500億ドル(約39兆5500億円)を上回った。
報道によると、107人のうちの101人が男性で、6人が女性。平均年齢56歳。また107人のうちの33人が不動産関連と最も多い。18人が投資関連、14人が医薬関連、9人が化学関連。その他は農業、金融、インターネットサービス、飲食などに携わる。
また、107人のうち資産総規模が100億ドル(約1兆1300億円)を超える中国人富豪で世界富豪番付トップ101にランクインされたのは6人。ネットサービス業騰訊(テンセント)控股の馬化騰会長(世界富豪番付41位)、飲料大手娃哈哈(ワハハ)集団の宗慶後会長(同41位)と通信機器メーカー大手の小米科技の雷軍会長(同62位)が全人代の代表を務める。ネット検索エンジンを手掛ける百度の李彦宏会長(同69位)、不動産大手恒大集団の許家印会長(同90位)、不動産や金融投資大手の泛海集団の盧志強(同101位)は政治協賛委員だ。
(翻訳編集・張哲)
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