[ダナン(ベトナム) 5日 ロイター] – 米海軍の航空母艦「カール・ビンソン」が5日、ベトナムのダナン港に寄港した。米空母としてはベトナム戦争が終結した1975年以来初めて。中国が南シナ海での影響力を拡大する中、ベトナムが米国との戦略的連携を強化していることが鮮明となった。
寄港したのはカール・ビンソン(10万3000トン級)と他の2隻で、5日間滞在する予定。
外交筋などの関係者によると、ベトナムの特使は数カ月間、米空母の寄港や両国の安全保障上の関係強化を巡り中国の懸念を和らげようと努めていた。
米空母は海軍の配備上、南シナ海を航行することが多く、中国の艦艇に追跡されることも多いという。
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