[東京 30日 ロイター] – 小野寺五典防衛相は30日の閣議後会見で、4月1日から始まる米韓合同軍事演習について、北朝鮮に非核化を迫る上で重要との認識を示した。
南北首脳会談、米朝首脳会談を控え、今年の合同演習は規模を縮小したり、期間を短縮する可能性が取り沙汰されている。しかし、小野寺防衛相は「例年と同様の規模で演習が行われると認識をしている」と発言。その上で「北朝鮮にしっかりした対応を迫るためにも非常に重要な役割を持っている」と述べた。
今年の演習には、上陸作戦に必要な強襲揚陸艦「ワスプ」と艦載機「F35B」戦闘機を米軍が参加させるとの報道が一部にある。米軍はコメントを控えている。
(久保信博)
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