[東京 25日 ロイター] – 衆参両院の予算委員会は25日、それぞれ理事懇談会を開いて26日に安倍晋三首相が出席する集中審議の開催を決めた。立憲民主党など野党6党は、麻生太郎財務相の辞任や柳瀬唯夫元首相秘書官(現・経済産業審議官)の証人喚問を求め、審議に応じない姿勢を崩しておらず、集中審議は与党と一部野党の出席で行われる見通し。
衆院は午前08時40分から11時45分まで、日米首脳会談や北朝鮮情勢などについて質疑が行なわれる見通し。参院は同日午後零時55分から2時45分まで予定されている。
今回の国会日程は、自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長が25日朝に都内で会談し、大筋が決まった。その席で与党側は、野党側に出席を求める考えで一致。森山裕・自民国対委員長は「外交問題を含めて大変大事な案件を抱えており、野党のみなさんのご出席をいただく中で実施したい」と呼びかけた。
(竹本能文 編集:田巻一彦)
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