[東京 24日 ロイター] – 安倍晋三首相は24日、モスクワで26日に行われる日ロ首脳会談において、平和条約の締結に向けて交渉が進展するよう意見交換するとの意向を示した。官邸で記者団に語った。
安倍首相はプーチン・ロシア大統領と「胸襟を開き、腹を割って話し合いたい」と述べた。
北方4島における日ロ共同経済活動や、元島民の墓参などで具体的な進展があるように努力したいとも語った。
対北朝鮮外交では、拉致、核、ミサイルの問題が包括的に解決するようにロシアとしっかり連携を取りたいとの意向を示した。
会期末まで1カ月を切った今国会で、重要法案が確実に成立するよう残りの会期内に全力で対応していく方針も示した。
(田巻一彦)
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