[北京 15日 ロイター] – 中国国営メディアは15日、中国海軍が空爆に対抗するシミュレーションのため南シナ海で演習を実施したと伝えた。
国営紙によると、中国海軍はターゲット・ドローン(無人標的機)を使用し、南シナ海のある海域でミサイル攻撃のシミュレーションを行った。
南シナ海を巡っては、中国、台湾、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、フィリピンが領有権を争っており、米海軍が実施する「航行の自由」作戦などにより米中間の緊張が高まっている。
14日には北京を訪れたポンペオ米国務長官が南シナ海における中国の軍事拠点化の動きに懸念を表明した。
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