トランプ米大統領、「宇宙軍」創設に向けた指示書に署名

2019/02/20 更新: 2019/02/20

[ワシントン 19日 ロイター] – トランプ米大統領は19日、「宇宙軍」創設に向けた法案の基礎を成す指示書に署名した。

トランプ大統領は調印式で、宇宙軍は国家安全保障上の優先事項との認識を示した。

ロイターが入手した草案によると、国防総省に対し、宇宙軍創設を通じて「宇宙資源を集結し、宇宙での脅威に阻止・対抗する」ことを指示した。

宇宙軍創設には議会の承認が必要。

トランプ政権は昨年8月、空軍や海軍などに次ぐ6番目の軍として宇宙軍を2020年までに創設する計画を明らかにしていた。[nL4N1V06J7]

米空軍のゴールドファイン参謀総長は、宇宙軍をどのように空軍内に設置するかの詳細などに言及し、宇宙軍の創設にはなお長時間を要するとの認識を示した。

国防総省の高官によると、宇宙軍創設に伴う初期費用は約7200万ドルの見通し。

*内容を追加して再送します。

Reuters
関連特集: 国際