[東京 1日 ロイター] – 石破茂・元幹事長が、自民党の総裁選に出馬する見通しとなった。1日にも正式に表明する。石破氏に近い議員関係者が明らかにした。総裁選には菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長も立候補する意思を固めている。
石破氏は31日夕に会見し、「多くの人たちの思いを裏切るようなことがあってはならない。何が党、国、民主主義のためかを考えて判断しなくてはならない。そういう責任がある」と語っていた。
自民党は総裁選の方式を1日の総務会で決定する。自民党幹部によると、9月8日告示、14日投開票となる見通しだ。党執行部は緊急性を重視し、全国規模の党員・党友による投票を除き、国会議員の投票を中心とした簡素化を検討している。
(竹本能文)
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