[マドリード 19日 ロイター] – スペインのダリアス保健相は19日、1回目に英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種を受けた60歳以下の人に対し、2回目に同社または米ファイザー・独ビオンテック製のどちらかの選択を認めると表明した。
同相は記者会見で、「これは特殊な状況下の例外措置」と説明した。
政府は3月、血栓症発生の懸念があるとして60歳以下の人に対するアストラゼネカのワクチン接種を停止。1回目に同社ワクチンの接種を受けた人が宙に浮く状態が続いている。
今回の指針では、1回目に同社ワクチンを接種した約150万人が対象となる。
同国のカルロス3世保健研究所は、1回目にアストラゼネカのワクチンを接種した人に2回目はファイザーのワクチンを接種しても安全で有効との研究を発表した。
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