萩生田文部科学相は5月21日、新たに就任された米国航空宇宙局(NASA)のネルソン(Bill Nelson)長官とオンライン会談を行った。
ネルソン長官は冒頭の発言で、「日米は真のパートナーであり、これまでのISS協力を誇りに思う」と述べ、さらに「アルテミス計画について、月面での協力について、さらに協議できることを楽しみにしている」と強調した。
これに対して、萩生田文部科学相はネルソン長官の就任後、初めての国際パートナーとして日米間で会談を持てたことは、「今後の更なる日米宇宙協力の強化に向けた大きな原動力となる」と話した。
ネルソン長官は1986年にはスペースシャトル「コロンビア」スペースシャトルで宇宙飛行した経験があり、宇宙政策に長く携わってきた。4月29日、ネルソン長官は米上院の任命を受け、声明で「私に寄せられた信頼に値する長官となるよう努める」と語った。
(蘇文悦)
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