7月18日、中国共産党による迫害の事実を広く伝えるため、日本の法輪功学習者が横浜市内でパレードを行った。
1999年7月20日から始まった残酷な弾圧を耐え抜いた法輪功学習者に対し、通行人からは声援が寄せられた。ある日本人は、法輪功に対する中国共産党の誹謗中傷的な宣伝は事実無根であることを知り、法輪功を学び始めたという。
同日夜には、中国共産党による迫害で命を失った法輪功学習者を弔うためのキャンドルナイトが行われた。
中国共産党は1999年7月20日、法律的な根拠がないまま、法輪功迫害専門機関「610弁公室」の主導のもと法輪功学習者に対する大規模な迫害を始めた。このことは迫害が始まった日付を取って、「7.20事件」と呼ばれている。
以来、中国共産党は党機関や中央および地方政府、司法、警察、軍の権力を投入して、法輪功学習者を迫害した。弾圧を正当化するプロパガンダとして、国内外のメディアを利用して誹謗中傷を行った。
しかし、法輪功学習者による不断の努力と民衆の善意により、共産党の邪性についての認識は高まっている。
数多くの日本の議員も、法輪功に理解を示し、中国共産党の圧力に屈することなく声を上げ始めた。
日本法輪大法学会の稲垣兼太郎会長は大紀元の取材に対し、中国共産党による法輪功迫害が広く知られてきているとして、「共産主義というものが非常に恐ろしい物だということが認知されてきた証だ」と述べた。
活動に参加した法輪功学習者の女性は大紀元の取材に対し、「中華人民共和国の憲法は守られておらず、信仰の自由が守られていない。中国でも自由に法輪功ができる環境になればいいな、と思う」と述べた。
活動に参加した日本人男性は取材に対し、「日本社会の中で、中国と中国共産党は違うことが広まればいいなと思います」と述べた。
静かな追悼 キャンドルナイト
同日夜、東京都内で法輪功迫害の犠牲者を弔うキャンドルナイトが行われた。22年間の迫害により、数多くの法輪功学習者が中国共産党の拷問で命を失ったほか、臓器移植のドナーとして強制的に臓器を摘出された。
(王文亮)
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