米副大統領、印首相と会談 自由で開かれたインド太平洋地域強調

2021/09/24 更新: 2021/09/24

[ワシントン 23日 ロイター] – ハリス米副大統領は23日、インドのモディ首相と会談し、自由で開かれたインド太平洋地域の重要性を強調した。米国は、インド太平洋地域で影響力を強める中国に同盟国との関係強化で対抗しようとしている。

ハリス氏は「米国はインド同様、インド太平洋地域の一員であることを誇りに感じている。ただ、同時に、自由で開かれたインド太平洋地域の維持を含め、この関係の脆弱さと重要性も認識している」と語った。

米国には約400万人のインド系移民が住んでいる。また、ハリス氏はインド系のルーツを持つ。

モディ氏はハリス氏を「家族のようなリーダー」と称え、新型コロナウイルス危機の際にインドを支えてくれた「真の友人だ」と述べた。

「世界最古の民主主義国と最大の民主主義国で、われわれはまさに自然なパートナーであり、価値観も類似している」と語った。

ハリス氏は会談で、インドのコロナワクチン輸出再開決定を歓迎し、世界の民主主義を守るために両国の協力が必要だと強調した。

モディ氏は24日にホワイトハウスでバイデン米大統領とも会談する。また、日米豪印の「Quad(クアッド)」による対面形式の首脳会議も予定されている。

Reuters
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