北京冬季オリンピックの開催まで残り約1カ月と迫る中、西安に続き、河南省にある100万人規模の都市である禹州市でも3日からロックダウンに追い込まれた。
人口約120万人の禹州市では感染者3人が確認された後、学校、ショッピングモール、飲食店、バスやタクシーを含む全ての公共交通機関が封鎖された。全市民は3日から自宅からの外出を禁止された。
北京冬季五輪と旧正月休暇を控えた中国では厳しい感染者ゼロ戦略が敷かれている。
中国当局は、「最短時間で流行を抑制し鎮圧すること」を優先順位の高い政治課題にしているとBBCが報じた。
先月23日からロックダウンされ、今もなお封鎖が続いている人口1300万人の西安では、深刻な食料不足などの危機に直面している。
中国政府は感染対策に消極的な幹部を更迭するなどの強行手段に出ている。
西安での直近の感染拡大発生後、すでに地元役人26人が処分された。正月明けの3日にも、感染対策を怠ったとして、西安市雁塔区委員会トップの王斌書記と区政府党組トップの崔詩書記ら高官2人が職を追われた。
3人の無症状感染者が出たことで都市封鎖に踏み切った禹州市当局。中国のネット上では、その「必要性」について物議を醸している。
「感染を封じ込めるための対応策として、ロックダウンは必要」と同意する意見もあれば、「地元政府が大げさに騒ぎ立てているだけ。役人らは自分の役職を守るために極端な手段をとった」とする意見も見られる。
都市封鎖が続く西安では、SNS上で食糧不足を訴え、SOSを発信する市民が続出している。
(翻訳編集・李凌)
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