[ソウル 7日 ロイター] – 韓国軍は7日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が今週「極超音速ミサイル」の発射実験に成功したと伝えたことについて、北朝鮮の従来の弾道ミサイルから大きな改善は見られないとの懐疑的な見方を示した。
弾頭は極超音速に達していたもようだが、飛行距離は国営メディアが報じた700キロよりも短く、側面機動も報じられたほどではなかったという。
韓国軍関係者は記者団に「これは極超音速滑空ミサイルでも、極超音速巡航ミサイルでもない。モバイル弾頭を搭載したミサイルだ」と述べた。
海外のアナリストも、機動式再突入体(MaRV)を搭載した液体燃料弾道ミサイルだったようだと指摘している。
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