岸信夫防衛相は29日、千葉県の陸上自衛隊・木更津駐屯地を視察し、暫定配備されている輸送機V-22オスプレイに搭乗した。現職の防衛大臣として初めてオスプレイに搭乗した岸防衛相は「高度に安定した飛行」だったと安定性を強調した。
V-22オスプレイについて、岸防衛相は「固定翼機の様に速い巡航速度と長い航続距離を有し、高高度を飛行する事が可能で、我が国を守る為、自衛隊の任務遂行に必要不可欠」と記した。
岸防衛相は同時に木更津駐屯地のヘリコプター部隊も視察した。
千葉県によると、木更津駐屯地における陸上自衛隊オスプレイの暫定配備は2020年7月から始まり、現在まで7機目が配備されている。近く2機が加わり最終的には全17機が予定されている。
この2機は2月中旬から下旬頃、米国から海上輸送され山口県の岩国基地に陸揚げされる。整備点検ののち木更津駐屯地に暫定配備される見通し。
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