[北京 16日 ロイター] – 米税関・国境警備局(CBP)は、中国のスポーツ用品メーカー、李寧の製品輸入を港で差し止めたと明らかにした。同社のサプライチェーン(供給網)に北朝鮮の労働力が使われていたことが判明したため。
CBPはウェブサイトで、同社には30日以内に囚人労働や強制労働が使われていないとの証拠提出を求めたと説明。証明できなければ没収される可能性があるとした。
米国は「敵対者に対する制裁措置法(CAATSA)」に基づき、北朝鮮の労働力が関係している製品を輸入する国に制裁を科すことができる。
李寧はコメントの求めに応じていない。
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