ロシア海軍の潜水艦が日本海で巡航ミサイルを試射したことについて、松野博一官房長官は14日午後の記者会見で、ロシア軍の動向について情報収集と警戒監視に努めていくと述べた。
ロシアの国営タス通信によると、ロシア海軍の潜水艦2隻が14日、日本海で巡航ミサイルの試射を行い、標的に命中したという。
松野長官は、当該報道については承知しているが「我が方の情報収集能力を明らかにする恐れがある」として詳細に言及するを控えた。
そのうえで「我が国の周辺では近年、最新の装備の配備や演習訓練を含むロシア軍の活動が活発化する傾向にある。我が国周辺でのロシア軍の動向について情報収集と警戒監視に努めていく」と述べた。
日本海では13日から、海上自衛隊と航空自衛隊が米海軍の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」と共同訓練を実施している。
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