安倍晋三元首相が銃撃されたことを受け、急遽帰京した岸田文雄首相は官邸で記者会見を開き、犯行を「最大限の厳しい言葉で非難」した。安倍氏については「なんとか一命をとりとめていただくよう、心から祈りたい」と述べた。
岸田氏は「今回の犯行の背景については、まだ十分把握できていないが、いずれにせよ、民主主義の根幹である選挙が行われている中で、起きた卑劣な蛮行であり、決して許すことはできないと思っている」と語った。そして「最大限の厳しい言葉で非難する」と述べた。
政府は、今後あらゆる事態を想定し、対応できるように万全の対応をしていく。
今後の政局については、「懸命の救急救命措置が行われている最中であり、今後の政局に与える影響等は触れるべきではない。私自身も考えていない」と語った。
今後の選挙戦については、「まず、閣僚をすべて帰京させる。閣僚を集めて、今回の事態について認識し、政府としての対応を共有し、確認する。そして、今後の選挙等の日程については何も決まっていない」と述べた。
また、事件の背景を確認することが大切であると指摘した。
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