今月27日に執り行われる安倍晋三元首相の国葬について繰り広げられている心ない批判に対し、ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使は9日、自身のツイッターで苦言を呈した。「政治ではなく日本全体の姿が試されている局面」だとし、国民が一丸となって対応すべきだと強調した。
レジャバ大使は出席を表明している。
安倍元首相の国葬をめぐっては、一部の左派政治家が欠席を公言している。また、オールドメディアのなかには国葬について否定的な意見を報道し、費用面に着眼点を置くものもある。
レジャバ大使は「国葬をめぐってメディアや日本の一部のオフィシャルからあれこれと発言が出ていることを残念に思います」と心情を吐露。「故人に対する目に余る言動に心を締め付けられております」と苦言を呈した。
安倍元首相の国葬には多数の首脳クラスの要人が列席する。オーストラリアは元・現職の4人が参加する。
レジャバ大使は「たったひとりでも国外からの来賓があるならば、国民が一丸となって対応することが日本の懐ではないのでしょうか」と記した。
その上でレジャバ大使は「問題があるとすれば機会を改めて吟味すれば良いのではないでしょうか。今は政治ではなく日本全体の姿が試される局面です」と強調。「私は、まったく必要なく悲惨な死を迎えてしまった安倍元総理の英霊を敬い、歴史に残る国葬となる覚悟で出席を表明致しました」と明らかにした。
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