防衛省は28日夕方、北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたと発表した。北朝鮮によるミサイルの発射は直近の25日を含め、今年に入って20回目となる。ミサイルはすでに落下したという。
韓国軍によると、発射されたのは短距離弾道ミサイル。NHKなどによると、ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられている。
海上保安庁は、船舶に対して今後の情報に留意するよう注意喚起した。また落下物を認めた場合は近づくことなく、海上保安庁に通報するよう呼びかけた。
岸田首相はミサイル発射を受け、官邸対策室に緊急参集チームを招集し、不測の事態に備えて万全の体制をとるよう指示した。
韓国軍の合同参謀本部は発射されたミサイルについて、米軍と共に情報分析を行なっている。米韓両軍は26日から29日まで日本海で共同訓練を行なっており、米海軍のロナルド・レーガン空母打撃群も参加している。
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