[13日 ロイター] – ロシアは過去5年間に約130億ドルの兵器をインドに供給したと、国営メディアが12日夜に報じた。また、インドの現在の兵器・軍装備品発注額は100億ドルを超えているという。
インドはロシア製兵器の世界最大の買い手で、ロシアの現在の受注額の約20%を占める。
ウクライナ侵攻を受け、西側諸国が一連の制裁を科す中、インドはロシアを明確に非難していない。
インタファクス通信によると、ロシア連邦軍事技術協力庁のシュガエフ長官は、インド、中国、一部の東南アジア諸国がロシア製兵器の購入に関心を持ち続けていると指摘。
「インドはロシアによるウクライナでの特殊作戦に関連して米国など西側諸国から前例のない圧力を受けているが、軍事技術協力の分野でロシアの主要なパートナーの1国であり続けている」と述べた。
また、タス通信によると、ロシアはインドのベンガルールで13日に開幕する国際航空宇宙展「アエロ・インディア 2023」で、兵器や軍事装備品のサンプル約200点を展示する。
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