[キーウ 21日 ロイター] – イタリアのメローニ首相は21日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を就任後初めて訪問し、ウクライナへの防衛支援を続けると表明した。ただ、一部で報じられている戦闘機の供与は否定した。
メローニ氏はウクライナのゼレンスキー大統領との記者会見で、AMX攻撃機5機を供与する可能性があるとする伊紙レプブリカの報道について問われ、「現時点で検討していない」と応じた。
一方で、ウクライナが敗北すればロシアによる「他の欧州諸国の侵略に道を開きかねない」と指摘し、支援継続を強調した。
フランスと共同で近くウクライナに提供する「SAMPーT」に加え、防空システムを追加供与する可能性を検討していると明らかにした。
メローニ氏はポーランドから列車でキーウに到着。ゼレンスキー大統領との会談前に、ロシア軍の攻撃で破壊されたキーウ近郊のブチャとイルピンも訪ねた。
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