「ウクライナに栄光あれ!」と言い遺して射殺された英雄 その母親に名誉勲章が渡される

2023/03/25 更新: 2023/05/26

ウクライナに栄光あれ!」

そう最期の言葉を残して、ロシア軍に射殺されたウクライナ人捕虜のOleksandr Matsievsky氏。ウクライナのゼレンスキー大統領から彼に授与された名誉勲章を、亡き息子に代わり、母親が受け取る動画が22日、ツイッターに投稿された。

Matsievsky氏は「ウクライナの国家英雄」に認定されている。この「英雄」の遺体は捕虜交換によってロシア軍から返還された。勲章授与の動画には、内外から多くの追悼コメントが寄せられている。

今月10日にツイッターに投稿されたMatsievsky氏の母親に関する動画の中で、母親は「息子が処刑される動画を見た後、周りを明るく照らす一筋の光が見えました。私は、息子がどのようにして殺されたかを知ったのです。息子は、私が知っているように勇敢でした」と話していたという。

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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