[ワシントン 15日 ロイター] – 米国のジョセフ・ユン大統領特使(太平洋諸島担当)は15日、ミクロネシアが自由連合盟約(COFA)の更新に合意したと明らかにした。太平洋島しょ国への影響力を拡大する中国を念頭にパラオとも同様の手続きを進める考えを示した。
バイデン大統領とミクロネシアのシミナ大統領が22日にパプアニューギニアで行われる式典に出席して調印する。
米国は1980年代にミクロネシアとCOFAを締結した。COFAは、米国が防衛面での責任を担い経済的援助を行う代わりに、太平洋の戦略的地域への独占的アクセスを確保する取り決め。
米国にとってCOFAの更新は太平洋で影響力を拡大する中国に対抗するために重要な取り組みとなる。
マーシャル諸島とミクロネシアは今年、パラオは来年に旧COFA条項が期限切れとなる。
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