[ワシントン 24日 ロイター] – バイデン米大統領は、米軍制服組トップの統合参謀本部議長にチャールズ・ブラウン空軍参謀総長を指名することを決めた。2人の政府当局者が24日に明らかにした。
上院で承認されれば、20年前に同議長を務めた故コリン・パウエル氏に続き史上2人目の黒人として就任する。トランプ前政権とバイデン現政権で同議長を務めてきたマーク・ミリー氏の後任となる。
当局者によると、バイデン氏は25日に正式に人事を発表する見通し。
オースティン国防長官も黒人で、国防総省のナンバー1、2の両ポストを黒人が務めるのは初めてとなる。
ブラウン氏は、冗舌なミリー氏とは対照的に自身を内向的と呼ぶ。米空軍の中東最大の基地で有志連合による過激派組織「イスラム国」(IS)に対する空爆作戦を指揮した経歴があり、2018─22年の期間は中国に対処する太平洋空軍司令官を務めた。
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