[台北 11日 ロイター] – 台湾国防部は11日、台湾海峡の中間線を越えた中国軍の戦闘機10機に対し、空軍機を緊急発進(スクランブル)したと発表した。中国軍の艦艇4隻も「戦闘即応パトロール」を行っていたとした。
国防部は8日にも、中国空軍機37機が防空識別圏(ADIZ)に侵入したことから防衛システムを作動させたと発表したばかり。
11日の発表によると、同日午後2時(日本時間午後3時)に爆撃機「轟6」を含む中国空軍機24機を探知し、このうち10機が過去に事実上の境界線として機能していた中間線を越えたという。
台湾空軍機が緊急発進するとともに、艦艇と地上配備型ミサイル防衛システムで中国軍の活動を監視したと説明した。
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